翻訳と辞書 |
WISE 1828+2650 ( リダイレクト:WISEPA J182831.08+265037.8 ) : ウィキペディア日本語版 | WISEPA J182831.08+265037.8
WISEPA J182831.08+265037.8とは、太陽系から約36.5光年の距離にあると考えられている褐色矮星である。2011年に広域赤外線探査衛星によって発見された。発見された中で、最も低い表面温度を持つ褐色矮星である。名称が長いのでしばしばWISE 1828+2650と呼ばれる。 == 特徴 == WISE 1828+2650は、Y型と呼ばれる新しいスペクトル分類のグループに属する褐色矮星である。Y型褐色矮星は、WISE 1828+2650と同時に発見されたWISEPA J041022.71+150248.5、WISEPC J140518.40+553421.4、WISEPA J154151.66-225025.2、WISEPA J173835.53+273258.9、WISEPC J205628.90+145953.3の6つしか発見されていない〔〔ただし、CFBDSIR 1458+10BやUGPS 0722-05など、Y型に分類される可能性のあるT型褐色矮星はいくつか存在する。〕。Y型に分類される褐色矮星は、全て表面温度が600K以下と極めて低温であるが、WISE 1828+2650はその中でも特に低く、300K、即ち25℃程度しかない、室温程度の表面温度を持つ褐色矮星である〔。これはCFBDSIR 1458+10Bの370K(100℃)を抜き、最も低い温度の褐色矮星である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「WISEPA J182831.08+265037.8」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 WISEPA J182831.08+265037.8 」があります。
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|